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開催会場

川崎医療福祉大学
川﨑祐宣記念講堂
岡山県倉敷市

事務局

川崎医療福祉大学医療福祉学部保健看護学科内
〒701-0193
岡山県倉敷市松島288
E-mail: jarfn21@mw.kawasaki-m.ac.jp
日本家族看護学会 第21回学術集会

会長挨拶

日本家族看護学会 第21回学術集会開催にあたって

メインテーマ:『ゆらぐ家族の意思決定を支える看護』

津島ひろ江会長
第21回
日本家族看護学会学術集会

会長 津島 ひろ江

日本家族看護学会第21回学術集会を、歴史と文化のまち、倉敷の地で開催させていただくことになりました。

開催地であります川崎医療福祉大学には、充実した特定機能病院や重度心身障害施設等の関連施設があります。さらに医療職を養成する教育機関があり、学園を挙げて“尊厳あるケア”をめざしています。人が生きていく上で最も苦しいことは、障がい・病気・老いに直面し、自分の意思を表出できない、自分のことが語れないことにあるのではないでしょうか。そのような人をいかに受容し、理解していくのか、意思表出力を高めるために多職種が真剣に連携する姿を日々、目の当たりにしています。多くの専門職に囲まれ、患者や家族が意思決定できない状況に対して、看護職者がアドボカシー(権利擁護)の役割を担っていくことは、とても重要になってきます。本学術集会のメインテーマを『ゆらぐ家族の意思決定を支える看護』とした所以でもあります。

招聘講演ではJohns Hopkins UniversityのMarie T. Nolan教授に「終末期における医療の意思決定への家族の準備」について、ご講演いただきます。看護学博士教育のための国際ネットワークの代表で、看護倫理学の研究者でもあり、本学会に最もふさわしい先生であります。

続いての教育講演は、アメリカにおいて臨床を積まれて帰国された丸の内クリニックの堀内志奈先生による「決められない患者たち」、二ノ坂保喜先生には「意思決定を支える!地域における高齢者・家族における必要な支援」と題し、ご講演いただきます。

さらにシンポジウムは、「クリティカルケアにおける意思決定を支える家族看護」(山口大学 山勢博彰先生)、「異なる視点から寄り添うことで繋がる支援―認知症の人と家族―」(川崎医療福祉大学 松本啓子先生)、「家族看護の鍵となる新たな視点―遺伝看護―」(山梨大学 中込さと子先生)と続き、家族看護実践と研究の交流がなされます。最後のシンポジウムとしては、長い教育・研究の蓄積を踏まえての「家族看護学の深化と拡大への挑戦」(高知県立大学 野嶋佐由美先生)を予定しており、ゆらぐ患者や家族の意思決定を支える看護をメインのテーマといたしました。

理事会の特別企画や各領域のテーマセッションも企画されています。2日間の学術集会をとおして、多くの皆様と議論を深め、深い交流ができますことを願い、皆様のご参加をお待ちしています。

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